Microsoft Entra ID の SAML認証設定

Microsoft Entra ID(旧 Azure Active Directory)を IDプロバイダー(IdP)として使用し、SAML認証機能を利用するための設定手順について説明します。

注意:本ドキュメントは作成時点(2026-04-06)のサービスの仕様・画面構成をもとに作成しています。サービスのアップデートにより、実際の画面や設定項目が本ドキュメントの内容と異なる場合があります。最新の情報については、各サービスの公式ドキュメントも併せてご確認ください。

前提条件

  • Microsoft Entra ID(IdP)でアプリケーションの作成・編集ができること

  • ヘルプドッグ(SP)の管理画面でSAML認証設定が操作できること

事前準備

ヘルプドッグのSAML認証設定ページからメタデータファイルのダウンロード(helpdog-sp-metadata.xml)または、以下の情報が揃っていることを確認してください。詳しくは SAML認証を利用して限定公開する をご覧ください。

  • SP Metadata URL

  • SP Entity ID

  • SP ACS URL

設定手順

1:Entra ID にエンタープライズアプリケーションを追加する

Microsoft Entra 管理センター にサインインし、左メニューから 「Entra ID」→「エンタープライズアプリケーション」 を選択します。

「新しいアプリケーション」 をクリックします。

「独自のアプリケーションの作成」 をクリック(①)し、アプリの名前を入力(②)、「作成」をクリック(③)します。

2:SAML ベースのシングルサインオンを構成する

作成したアプリケーションの管理画面を開き、左メニューから 「シングルサインオン」 を選択します。

サインオン方式として 「SAML」 を選択します。

「メタデータ ファイルをアップロードする」をクリック(①)し、ヘルプドッグのSAML認証設定ページからダウンロードしておいたファイル(helpdog-sp-metadata.xml)を選択(②)して「追加」(③)することで、自動的に「基本的な SAML 構成」の値が入力されます。

ファイルが用意できない場合は、手動で項目を入力してください。

「識別子(エンティティID)」(①)、「応答 URL (Assertion Consumer Service URL)」(②)の入力が確認できたら、「保存」(③)してください。

3:属性とクレームを設定する

「属性とクレーム」 セクションの 「編集」 をクリックします。

「一意のユーザー識別子 (名前 ID)」をクリックして編集画面に移動し、「ソース属性」を「user.mail」に変更(①)して「保存」(②)してください。

また、「追加の要求」で以下を設定しておく(変更不要)ことで、ユーザーや読者の「姓・名」に自動適用されます。

  • givenname:user.givenname

  • surname:user.surname

4:アプリの情報をヘルプドッグへ登録する

「SAML 証明書」→「アプリのフェデレーション メタデータ URL」をコピーします。

ヘルプドッグSAML認証設定の「3. IdP(Identity Provider)の設定」→「IdP情報の取得方法」→「メタデータURL」を選択(①)し、コピーしたURLを入力(②)して「取得」をクリック(③)します。

IdP Entity ID、IdP SSO URL、IdP 証明書、すべての項目に値が入力されていることを確認し、保存してください。

もし値が入力されない場合は、「フェデレーション メタデータ XML」を使用して設定することも可能です。

5:ユーザーまたはグループをアプリケーションに割り当てる

アプリケーションの管理画面から 「ユーザーとグループ」→「Add user/group」 を選択します。

認証を許可するユーザーまたはグループを選択し、「割り当て」 をクリックします。

6:動作確認

SAML認証を利用して限定公開する を参考に限定公開コンテンツや管理画面へのユーザーログインができることをご確認ください。

トラブルシューティング

症状

考えられる原因

対処法

ログインできない

ACS URL またはエンティティ ID の設定ミス

ヘルプドッグと Entra ID の設定値を確認してください

ユーザー、読者の姓・名が空

クレームマッピングの設定漏れ

属性とクレームの設定を確認してください

証明書エラー

証明書の期限切れまたは不一致

証明書を再ダウンロードしてヘルプドッグに再設定してください

ユーザーがアクセス拒否される

アプリへのユーザー割り当て漏れ

対象ユーザーをアプリケーションに割り当ててください

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