AIサイト診断のチェック項目
ヘルプドッグが、ヘルプサイトの利用状況を毎日自動で分析し、「利用者が求める情報にたどり着けていない箇所」を問題として一覧表示する機能です。 Web解析の専門知識がなくても、どの記事・どの検索ワードから手をつければよいかが分かります。
管理画面では、左サイドメニューの「サイト診断」から利用できます。
どんなことができる?
サイト診断では、ヘルプサイトの改善につながる問題を5種類に分けて自動で検知します。
問題の自動検知:検索結果が0件のワード、更新が止まっている記事、問い合わせにつながっている記事などを自動でリストアップします
該当件数の把握:問題ごとに、いま対応が必要な件数を確認できます
改善作業への導線:一覧からそのまま「記事を作成」「記事を編集」に進めます
対応状況の管理:1件ごとに「対応済み」「対応不要」を記録でき、対応が必要なものだけを表示し続けられます
メリット
感覚ではなく実際の利用状況にもとづいて、改善すべき記事・キーワードを特定できます
「まず何を書けばよいか」が具体的な検索ワードとして提示されるため、記事作成の起点になります
対応済み・対応不要を記録できるため、複数人で運用しても対応漏れや二重対応を防げます
ご利用条件
項目 | 内容 |
|---|---|
対象プラン | スタンダードプラン、ビジネスプラン |
必要な権限 | 対象サイトの「サイトの分析」以上。「コンテンツの閲覧」のみの権限では表示できません |
一覧に表示される「記事を作成」ボタンは、記事の作成権限(サイトの管理、コンテンツの編集、コンテンツの執筆)がある場合のみ表示されます。
診断データについて
数値を正しく読み取るために、集計の仕組みをご確認ください。
対象期間は「過去28日間」:診断は、前日までの28日間のデータをもとに判定されます。
1日1回の自動チェック:診断は毎日深夜に自動で実行されます。当日のアクセスはまだ反映されないため、記事を更新した結果が診断に反映されるのは翌日以降です。最後にチェックした日は、画面下部の「最終チェック日」で確認できます。
時刻は日本時間(JST)基準:日付の区切りはすべて日本時間で計算されます。
計測はブラウザのCookieを利用:訪問や検索の集計はCookieをもとに利用者を識別しています。Cookieの削除、別のブラウザ・端末、シークレットモード、広告ブロッカーの利用などによって、実際の人数とは一致しません。傾向を把握するための目安としてご利用ください。
問い合わせはヘルプドッグのフォームのみ集計:ヘルプドッグ以外のフォームやメール・電話での問い合わせは集計されません。
削除した記事は対象外:診断の対象は、サイトに存在する記事です。記事を削除すると、その記事に関する問題は一覧から表示されなくなります。
画面の見方
サイト診断(一覧画面)
左サイドメニューの「サイト診断」を開くと、サイト全体の状況が表示されます。
上部にサイトの記事数が表示されます
対応が必要な問題の表:問題の内容・解説・該当件数が表示されます
対応済みの問題の表:対応が必要な件数が0件になった問題が表示されます
問題の詳細画面
一覧から問題名または「詳細」をクリックすると、その問題に該当する検索ワード・記事の一覧が表示されます。
詳細画面には3つのタブがあります。
タブ | 内容 |
|---|---|
対応待ち | まだ対応していない問題です。タブの横に件数が表示されます |
対応済み | 「対応済みにする」を実行した問題です |
対応不要 | 「対応不要にする」を実行した問題です |
「対応待ち」タブは、影響が大きいと考えられるものから順に表示されます。1ページあたり50件ずつ表示されます。
検知される問題と改善のヒント
1. 検索結果が0件となり、利用者が求める情報を見つけられない状態です。
対象:検索ワード
どんな状態?
利用者が検索しても、該当する記事が見つからない状態です。 検索結果が0件となるケースが多発しており、利用者の求める情報が不足している可能性があります。
一覧に表示される項目
項目 | 内容 |
|---|---|
検索ワード | 実際に検索された言葉です |
検索0件ヒット回数 | 利用者が検索したものの、検索結果が0件となった回数です |
改善のヒント
検索ワードに対応した記事を新しく作成してください。 一覧の「記事を作成」ボタンから、その検索ワードをタイトルにした記事をすぐに作成できます
すでにある記事で答えられる内容であれば、その記事のタイトルや本文に検索ワードを含めてください。 タイトルと本文は検索の対象になります
ヒットさせたい記事の「検索タグ」に、その検索ワードを追加してください。 検索タグは検索結果で強く優先されるため、表記ゆれ(略語・カタカナ・英語表記など)への対応に特に有効です
記事を用意して検索にヒットするようになると、翌日以降のチェックで自動的に一覧から外れます。
2. 記事が長期間更新されておらず、情報が古くなっています。
対象:記事
どんな状態?
掲載されている記事が最終更新日から1年以上経過しており、情報が古くなっています。 利用者が最新の情報を求めている場合、不正確な情報の提供につながる可能性があります。
一覧に表示される項目
項目 | 内容 |
|---|---|
記事 | 記事名です。クリックすると記事の編集画面に移動します |
表示回数 | その記事が閲覧された回数(PV数)です |
記事の更新日 | 記事を最後に編集して保存した日です |
改善のヒント
最新の情報に基づいて記事の内容を更新してください。 記事を編集して保存すると更新日が新しくなり、翌日以降のチェックで一覧から外れます
表示回数の多い記事から優先して見直してください。 同じ「長期間更新されていない記事」でも、読まれている記事ほど古い情報を届けてしまう影響が大きくなります
仕様変更・料金改定・法改正などがあった記事は、特に優先して見直してください
内容を確認して修正が不要だった場合は、「対応済みにする」を実行してください。 この問題だけは、対応済みにした後の再表示までの期間が長く設定されています
3. 記事を読んでも疑問が解決せず、お問い合わせが発生しています。
対象:記事
どんな状態?
利用者が記事を読んでも問題が解決できず、問い合わせをせざるを得ない状況になっています。 記事の内容が十分ではないか、必要な情報が整理されていない可能性があります。
一覧に表示される項目
項目 | 内容 |
|---|---|
記事 | 記事名です。クリックすると記事の編集画面に移動します |
問い合わせ数 | 記事を閲覧した後に、フォームから問い合わせがあった回数です |
表示回数 | その記事が閲覧された回数(PV数)です |
最も多い流入検索ワード | その記事へ最も多く流入した検索ワードです |
記事の更新日 | 記事を最後に編集して保存した日です |
改善のヒント
実際の問い合わせ内容を確認し、よくある質問への答えを記事に追加してください。 記事を読んだ直後の問い合わせなので、問い合わせ内容がそのまま不足している情報を示しています
具体例や画像を使って、利用者が理解しやすいように説明を補強してください
記事内に関連リンクを追加し、必要な情報へスムーズに誘導してください
「最も多い流入検索ワード」を確認してください。 記事の内容と検索ワードがずれている場合は、そのワードで適切な記事にたどり着くよう、タイトルや検索タグを見直します
問い合わせ数は、ヘルプドッグのフォームからの問い合わせのみを集計しています。ヘルプドッグ以外のフォームやメール・電話での問い合わせは含まれません。
4. 記事を読んだ後に、再び検索するケースが多くあります。
対象:記事
どんな状態?
利用者が記事を閲覧した後に、同じ問題について再検索を行っています。 記事の内容が期待に応えていない、または分かりにくい可能性があります。
一覧に表示される項目
項目 | 内容 |
|---|---|
流入検索ワード | 利用者が記事を閲覧する直前に検索した検索ワードです |
記事 | 実際に閲覧された記事です。クリックすると記事の編集画面に移動します |
再検索ワード | 記事を閲覧した直後に、あらためて検索された検索ワードです |
再検索率 | 記事を閲覧した後に再検索された割合です。大きいほど、記事を読んでも問題が解決しなかった可能性が高くなります |
記事の表示回数 | その記事が閲覧された回数(PV数)です |
記事の更新日 | 記事を最後に編集して保存した日です |
改善のヒント
「再検索ワード」の内容を記事に加筆してください。 再検索ワードは、記事を読んだ利用者が「本当に知りたかったこと」を表しています
記事のタイトルを、内容が具体的に分かる表現に修正してください。 タイトルと中身が一致していないと、期待とのずれが生まれます
他の記事への誘導(関連リンク)を追加してください。 別の記事で答えられる内容であれば、探し直さずにたどり着けるようにします
記事の検索タグから、内容と関係の薄いものを削除してください。 検索タグは検索結果で強く優先されるため、余分なタグが意図しない流入を生んでいる場合があります
5. 検索しても求めている情報にたどり着けず、再検索されることが多いです。
対象:検索ワード
どんな状態?
利用者が検索した後、検索結果に表示された記事をクリックせず、別のキーワードで再検索を行っています。 記事のタイトルや内容が、利用者の検索意図と一致していない可能性があります。
一覧に表示される項目
項目 | 内容 |
|---|---|
検索ワード | 最初に検索された言葉です |
再検索ワード | 記事を開かずに、続けて検索された言葉です |
再検索率 | 記事を開かずに別のキーワードで検索し直された割合です |
再検索回数 | 記事を開かずに別のキーワードで検索し直された回数です |
改善のヒント
「再検索ワード」から、利用者が本当に求めていた情報を読み取ってください。 言い換えて検索し直しているため、利用者が使う言葉のヒントになります
ヒットさせたい記事のタイトルを、内容が具体的に分かる表現に修正してください。 検索結果の一覧で「これだ」と判断できるかが分かれ目になります
「検索ワード」と「再検索ワード」の両方で同じ記事にたどり着くよう、検索タグを追加してください
該当する記事が存在しない場合は、その検索ワードに対応した記事を新しく作成してください。 一覧の「記事を作成」ボタンからすぐに作成できます
ステータスの使い分け
各問題は、1件ごとに対応状況を記録できます。
操作 | 実行後の動き |
|---|---|
対応済みにする | 「対応済み」タブに移動します。一定期間は、同じ問題が再び検知されても「対応待ち」には戻りません |
対応不要にする | 「対応不要」タブに移動します。以降は、同じ問題が検知され続けても「対応待ち」には戻りません |
対応済みをはずす/対応不要をはずす | 各タブの右端「…」メニューから実行すると、対応待ちの状態に戻ります |
ステータスを変更すると、変更した人と変更日が一覧に記録されます
記事の改善が終わったものは「対応済みにする」、意図的に対応しないと決めたものは「対応不要にする」を選ぶと、対応待ちの一覧を「これから手をつけるもの」だけに保てます
よくある質問
Q. 今日の分のデータが反映されていないようです
診断は1日1回、前日までの過去28日間のデータをもとに自動で実行されます。当日のアクセスや、当日行った記事の修正は反映されません。反映は翌日以降になります。最後にチェックされた日は、画面下部の「最終チェック日」でご確認ください。
Q. 記事を修正しましたが、まだ一覧に残っています
上記のとおり、診断は1日1回の自動チェックで更新されます。修正内容によって問題が解消していれば、翌日以降のチェックで自動的に一覧から外れます。すぐに一覧から消したい場合は「対応済みにする」をご利用ください。
Q. 「対応済み」にしたのに、また「対応待ち」に戻りました
「対応済み」は一定期間だけ非表示にする操作です。その期間を過ぎても同じ問題が検知され続けている場合は、「対応待ち」に戻ります。今後も対応しないと決めた問題は「対応不要にする」をご利用ください。
Q. 「対応済みの問題」に、対応した覚えのない問題が並んでいます
「対応済みの問題」の表には、対応が必要な件数が0件の問題がすべて表示されます。もともと該当する検索ワードや記事が1件も検知されていない問題も、ここに表示されます。
Q. 該当件数が0件のままですが、故障ですか?
問題は、繰り返し発生していると判断できる場合にのみ検知されます。サイトへのアクセスがまだ少ない場合は、該当なし(0件)のままになることがあります。
Q. 記事を削除した場合、その記事の問題はどうなりますか?
削除した記事に関する問題は、次回のチェックで一覧から表示されなくなります。
Q. ヘルプドッグ以外のフォームからの問い合わせも集計されますか?
集計されません。「記事を読んでも疑問が解決せず、お問い合わせが発生しています。」の問い合わせ数は、ヘルプドッグのフォームからの問い合わせのみを対象としています。
Q. 「コンテンツの閲覧」権限のメンバーにも見せたいのですが
サイト診断の表示には「サイトの分析」以上の権限が必要です。対象サイトのアクセス設定から、「サイトの分析」以上の権限を付与してください。
注意事項
診断結果は、実際の利用状況にもとづく傾向の把握を目的としています。Cookieを利用した計測のため、実際の利用者数と完全には一致しません。
検索タグは検索結果で強く優先されます。関連の薄いワードを大量に登録すると、意図しない記事がヒットして「再検索」の問題を増やす原因になります。記事の内容に合ったワードを設定してください。
ステータス(対応済み・対応不要)はサイト単位で共有されます。複数人で運用する場合は、対応方針を決めてから変更してください。
一覧の表示内容は最大1時間キャッシュされます。他のメンバーの操作結果が反映されるまで時間がかかる場合があります。
サイトのレポート(訪問数・検索回数・検索0件ヒットのワードなど)は、別記事「ヘルプサイトのレポート(各種指標の説明)」をご覧ください。