記事のインポート
CSVファイルからヘルプ記事(FAQ記事)を一括で作成できる機能です。カテゴリーやフォルダの構造も含めて、まとめてインポートできます。
対象記事の種類: 本機能でインポートできるのは FAQ記事のみ です。お知らせ記事はインポートできません。
どんなことができる?
記事のインポート機能を使うと、CSVファイルに記載した情報をもとにFAQ記事を一括作成できます。インポートされた記事は下書き(未公開)状態で作成されるため、内容を確認してから公開できます。
FAQ記事のみが対象: インポートで作成されるのはFAQ記事のみです。お知らせ記事のインポートには対応していません
下書きとして作成: インポートされた記事は下書き(未公開)状態で作成されます。公開するには、記事ごとに公開操作を行ってください
カテゴリーとフォルダの自動作成: CSV内で指定したカテゴリーやフォルダが存在しない場合、自動的に作成されます
最大4階層のフォルダ構造: フォルダ1〜フォルダ4の4階層まで、フォルダ構造を指定できます
本文の取り込み: テキストやHTML形式で本文を記述でき、エディタで編集可能な形式に自動変換されます
検索タグの一括設定: 記事ごとに検索タグを指定できます
部分的なインポート対応: エラーが発生した行はスキップし、成功した行のみインポートされます。エラー行を修正して再インポートすることも可能です
ご利用条件
項目 | 内容 |
|---|---|
対象プラン | エンタープライズ エントリー、エンタープライズ プロフェッショナル |
必要なチーム権限 | チームオーナー、チームメンバー |
必要なシート権限 | サイトのシート保有者 |
必要なアクセス設定 | サイトの管理、またはコンテンツの編集 |
メリット
大量の記事を効率的に作成: 1件ずつ手動で作成する必要がなく、最大1,000件の記事を一度にインポートできます
既存コンテンツの移行: 他のシステムやツールからエクスポートしたデータをCSVに変換してインポートすることで、スムーズにヘルプドッグへ移行できます
カテゴリー・フォルダ構造の一括構築: 記事と一緒にカテゴリーやフォルダも自動作成されるため、サイトの構造を一から構築する手間が省けます
エラー時の再インポートが容易: エラーが発生した行のみを修正して同じCSVファイルで再インポートできます。すでに成功した記事は重複作成されません
制限値
項目 | 制限値 |
|---|---|
作成できる記事の種類 | FAQ記事のみ |
最大インポート件数(CSV行数) | 1,000件 |
最大アップロードサイズ | 10MB |
対応ファイル形式 | CSV(.csv) |
文字コード | UTF-8(BOM付きにも対応) |
フォルダの最大階層数 | 4階層 |
ファイル名の文字数 | 100文字以内 |
カテゴリー名の文字数 | 30文字以内 |
フォルダ名の文字数 | 30文字以内 |
記事タイトルの文字数 | 100文字以内 |
検索タグの文字数 | 1タグあたり30文字以内 |
同一フォルダ内の記事数 | 100件まで |
CSVファイルの準備
サンプルCSVファイル
以下のサンプルCSVファイルをダウンロードして、記述方法の参考にしてください。
プレーンテキスト版: テキストのみで本文を記述するシンプルな形式です
HTML版: HTMLタグを使って見出しやリストなどの書式を含めた形式です
CSVのヘッダー(必須)
CSVファイルには、以下の8つのヘッダーが必要です。ヘッダーの順序は問いませんが、すべて含まれている必要があります。
ヘッダー名 | 値の入力 | 説明 |
|---|---|---|
カテゴリー | 必須 | 記事を配置するカテゴリー名 |
フォルダ1 | 任意 | 第1階層のフォルダ名 |
フォルダ2 | 任意 | 第2階層のフォルダ名 |
フォルダ3 | 任意 | 第3階層のフォルダ名 |
フォルダ4 | 任意 | 第4階層のフォルダ名 |
タイトル | 任意 | 記事のタイトル。空の場合、タイトルなしの記事が作成されます |
本文 | 任意 | 記事の本文。テキストまたはHTML形式で記述できます。空の場合、本文なしの記事が作成されます |
検索タグ | 任意 | 検索タグ(カンマ区切り) |
CSVの記述ルール
文字コード: UTF-8で保存してください。Excelで編集する場合は「CSV UTF-8」形式で保存してください
カテゴリー: 必ず値を入力してください。既存のカテゴリー名と一致する場合はそのカテゴリーに追加され、一致しない場合は新しいカテゴリーが作成されます
フォルダ: 上位階層から順に指定してください。途中を空にすることはできません(例: フォルダ1が空でフォルダ2に値がある場合はエラーになります)
タイトル: 同じフォルダ内に同名の記事が存在する場合はエラーになります。タイトルが空の場合は、同名チェックは行われません
本文: テキストをそのまま記述できます。空行を入れると段落(<p>タグ)として変換されます。見出しや段落などの書式をより細かく指定したい場合は、HTML形式での記述にも対応しています(例: <h2>見出し</h2><p>本文テキスト</p>)。本文中に外部画像のURLが含まれている場合は、自動的に取り込まれます
検索タグ: カンマ区切りで複数指定できます(例: ログイン,認証,初期設定)。前後の空白は自動的に除去されます
空行: 全カラムが空の行は自動的にスキップされます
既存データとの重複時の動作
項目 | 同名が既に存在する場合 | 存在しない場合 |
|---|---|---|
カテゴリー | 既存のカテゴリーに追加(新規作成しない) | 新しいカテゴリーを作成 |
フォルダ | 既存のフォルダに追加(新規作成しない) | 新しいフォルダを作成 |
記事タイトル | エラー(同じフォルダ内に同名の記事は作成できない) | 新しい記事を作成 |
※ 記事タイトルが空の場合は、同名チェックは行われず常に新規作成されます。
CSVの記述例
カテゴリー,フォルダ1,フォルダ2,フォルダ3,フォルダ4,タイトル,本文,検索タグ
FAQ,はじめに,基本操作,,,ログイン方法,ログイン画面からメールアドレスとパスワードを入力してください。,"ログイン,認証,初期設定"
ガイド,設定,通知設定,メール通知,,通知メールの設定,通知メールの受信設定を変更できます。,
トラブル対応,,,,,パスワードを忘れた場合,ログイン画面の「パスワードを忘れた方」から再設定できます。,"パスワード,再設定"
この例では以下が作成されます。
カテゴリー「FAQ」> フォルダ「はじめに」> フォルダ「基本操作」に記事「ログイン方法」を作成
カテゴリー「ガイド」> フォルダ「設定」> フォルダ「通知設定」> フォルダ「メール通知」に記事「通知メールの設定」を作成
カテゴリー「お知らせ」の直下に記事「メンテナンスのお知らせ」を作成(フォルダなし)
補足:いずれもFAQ記事として作成されます。お知らせ記事として作成することはできません
設定手順
1. 「記事を追加」ボタン右の「▼」から「記事をインポート」を選択
インポートしたいサイトを開き、「記事を追加」ボタン右の「▼」から「記事をインポート」をクリックします。
2. CSVファイルを選択
「FAQ記事のインポート」ダイアログが表示されます。「ファイルを選択」ボタンをクリックして、インポートするCSVファイルを選択してください。
対応ファイル:CSV
最大インポート件数:1,000件
最大アップロードサイズ:10MB
ファイルを選択すると、アップロードが自動的に開始されます。アップロードが完了すると、ファイル名が表示されます。
3. インポートを実行
「インポートの実行」ボタンをクリックします。「インポートを開始しました。完了後、メールで通知されます。」というメッセージが表示されます。
インポート処理はバックグラウンドで実行されるため、画面を閉じても問題ありません。
処理時間の目安
処理時間はCSVの行数や本文の内容によって異なります。外部画像を含まないテキストのみの記事であれば比較的短時間で完了しますが、外部画像を多く含む場合は画像の取り込みに時間がかかるため、処理時間が長くなります。
4. 結果をメールで確認
インポートが完了すると、実行したユーザーのメールアドレスに結果の通知メールが届きます。
すべて成功した場合
件名「ヘルプドッグ|記事インポートの結果」のメールが届きます。メールには以下の情報が記載されます。
チーム名、サイト名、ファイル名、実行日時、インポート実行者
成功した件数
各記事の詳細(行番号、カテゴリー / フォルダのパス、記事タイトル)
記事タイトルやカテゴリー名をクリックすると、該当のページに直接アクセスできます
一部エラーがあった場合
件名「ヘルプドッグ|記事インポートの結果」のメールが届きます。成功した記事とエラーの両方の情報が記載されます。
エラー行の情報: 行番号とエラー内容が一覧で表示されます
成功行の情報: 行番号、カテゴリー / フォルダのパス、記事タイトルが一覧で表示されます
エラー行を修正して、同じCSVファイルで再インポートできます。
すべて失敗した場合
件名「ヘルプドッグ|記事のインポートに失敗しました」のメールが届きます。ファイル全体のエラー原因(ヘッダー不正、文字コード不正など)が記載されます。
ファイルの内容を確認して、再度インポートを実行してください。
HTML形式によるインポート
本文はテキストをそのまま記述するだけでインポートできますが、HTMLタグを使って記述することで、見出しや段落、リスト、リンクなどの書式を含めた状態でインポートすることもできます。
他のシステムからコンテンツを移行する場合など、すでにHTML形式のデータがある場合に便利です。
対応しているHTMLタグ
以下は対応タグの一覧です。
カテゴリ | HTMLタグ | 挙動 | 注意点 |
|---|---|---|---|
構造 | <p> | 段落として保持 | - |
構造 | <br> | 改行として保持 | - |
構造 | <hr> | 水平線として保持 | - |
見出し | <h1> 〜 <h6> | 見出しとして保持 | <h1> は <h2> に、<h5> <h6> は <h4> に変換されます |
装飾 | <strong> | 太字 | - |
装飾 | <u> | 下線 | - |
装飾 | <s> | 取り消し線 | - |
リンク | <a> | リンクとして保持 | javascript: は削除されます |
画像 | <img> | ブロック画像に変換 | src、alt に対応。サイズの指定はできません |
リスト | <ul> | 箇条書きリストとして保持 | 入れ子対応 |
リスト | <ol> | 番号付きリストとして保持 | 入れ子対応 |
リスト | <li> | リスト項目として保持 | - |
テーブル | <table> <tr> <th> <td> | テーブルとして保持 | colspan、rowspan に対応 |
削除・無視されるタグ:
<script>、<style>、<iframe>、<video>、<audio> 等はセキュリティや互換性の理由から中身ごと削除されます。
<em>、<i> はタグが削除されテキストのみ残ります(斜体はエディタ非対応のため)。
onclick 等のイベントハンドラ属性も削除されます。
HTML形式での記述例(CSV)
カテゴリー,フォルダ1,フォルダ2,フォルダ3,フォルダ4,タイトル,本文,検索タグ
FAQ,はじめに,,,,ログイン方法,"<h2>ログイン手順</h2><p>以下の手順でログインしてください。</p><ol><li>ログイン画面を開く</li><li>メールアドレスを入力</li><li>パスワードを入力</li></ol>","ログイン,認証"
インポートされたHTMLは、ヘルプドッグのエディタで編集可能な形式に自動変換されます。インポート後にエディタ上で記事の内容をそのまま編集できます。
外部画像の自動取り込み
本文中に外部サイトの画像URL(<img> タグや画像のURL)が含まれている場合、インポート時にその画像をヘルプドッグ内に自動的に取り込みます。
具体例
たとえば、以下のように外部画像を含む本文をCSVに記述した場合:
カテゴリー,フォルダ1,フォルダ2,フォルダ3,フォルダ4,タイトル,本文,検索タグ
ガイド,操作方法,,,,ダッシュボードの見方,"<p>ダッシュボード画面の構成は以下の通りです。</p><img src=""https://example.com/images/dashboard.png"" alt=""ダッシュボード画面"">",ダッシュボード
インポート時に https://example.com/images/dashboard.png の画像がヘルプドッグ内に自動的にコピーされ、記事内の画像URLもヘルプドッグ内のURLに置き換えられます。
取り込みの仕組み
本文中の画像URLを検出し、ヘルプドッグ内にコピーします
画像URLはヘルプドッグ内のURLに自動的に置き換えられます
元の外部URLへの依存がなくなるため、外部サイトの画像が削除されても記事の表示に影響しません
取り込み可能な画像の条件
項目 | 条件 |
|---|---|
対応フォーマット | JPEG, PNG, GIF, WebP |
1画像あたりの容量上限 | 10MB |
画像URLのプロトコル | HTTPS のみ(HTTP は非対応) |
画像URLの指定に関する注意点
src 属性には https:// から始まる絶対URLを指定してください。相対パス(例: /images/photo.png)や data: URI には対応していません
URLは認証なしでアクセスできる必要があります。ログインが必要なページやアクセス制限のかかった画像は取り込めません
プライベートネットワーク(社内ネットワークなど)上の画像URLは取り込めません
画像の取り込みに失敗した場合
画像URLにアクセスできない場合(リンク切れ、認証が必要なURLなど)、その行はエラーとなり記事は作成されません。
エラーメッセージ: 「外部画像の取り込みに失敗しました: (対象のURL)」
アクセス可能なURLに修正するか、該当の画像タグを本文から削除して再インポートしてください
よくある質問
Q. お知らせ記事をインポートすることはできますか?
いいえ、お知らせ記事はインポートに対応していません。本機能でインポートできるのは FAQ記事のみ です。お知らせ記事を作成したい場合は、お知らせの管理画面から個別に作成してください。
Q. インポートの途中でエラーになった行がある場合、成功した行はどうなりますか?
エラーが発生した行はスキップされ、成功した行のみが記事として作成されます。たとえば100行のCSVで80行が成功、20行がエラーの場合、80件の記事が作成されます。
Q. エラーになった行を修正して再インポートできますか?
はい、可能です。エラー行を修正したCSVファイルを再度インポートできます。その際、同じCSVファイルをそのまま使うこともできます。すでに作成済みの記事と同じタイトルの行は「同名の記事が既に存在します」というエラーになるため、重複して作成されることはありません。
Q. CSVに記載したカテゴリーやフォルダが存在しない場合はどうなりますか?
自動的に新しいカテゴリーやフォルダが作成されます。既存のカテゴリー名やフォルダ名と同じ名前を指定した場合は、既存のカテゴリーやフォルダに記事が追加されます。
Q. タイトルを空にして記事を作成できますか?
はい、タイトルが空の記事も作成できます。タイトルが空の場合、同名記事のチェックは行われません。
Q. 本文にHTMLタグを使うことはできますか?
はい、対応しています。通常はテキストをそのまま記述すれば問題ありませんが、見出しや段落などの書式を細かく指定したい場合は、<p> タグで段落を、<h2> タグで見出しを指定するなど、HTML形式で記述することもできます。
Q. 検索タグにスペースが含まれている場合はどうなりますか?
タグの前後にあるスペースは自動的に除去されます。たとえば タグ1 , タグ2 は「タグ1」「タグ2」として登録されます。
Q. インポートにはどのくらい時間がかかりますか?
処理時間はCSVの行数や本文の内容によって異なります。特に外部画像を含む記事が多い場合は、画像の取り込みに時間がかかるため、全体の処理時間が長くなります。処理はバックグラウンドで実行され、完了後に結果がメールで届きますので、画面を閉じてお待ちください。
Q. 通知メールが届かない場合はどうすればいいですか?
インポート完了後、実行したユーザーのメールアドレスに通知メールが届きます。メールが届かない場合は、まず迷惑メールフォルダをご確認ください。1時間以上経ってもメールが届かない場合は、再度インポートを実行してください。再実行しても通知が届かない場合は、サポートまでお問い合わせください。
注意事項
インポート中は記事の編集を行わないでください: インポート処理中にサイトの記事やフォルダを手動で変更すると、意図しない結果になる場合があります
CSVファイルの文字コードは必ずUTF-8にしてください: UTF-8以外の文字コード(Shift_JISなど)で保存されたCSVファイルはインポートできません。Excelで編集する場合は、保存時に「CSV UTF-8(コンマ区切り)」を選択してください
外部画像の取り込みに失敗する場合があります: 本文中に外部サイトの画像URLが含まれている場合、その画像を自動的にヘルプドッグ内に取り込みますが、アクセスできないURLやリンク切れのURLがあるとエラーになります
同じフォルダ内に同名の記事は作成できません: インポート先のフォルダにすでに同じタイトルの記事が存在する場合、その行はエラーになります
1回のインポートで作成できる記事は最大1,000件です: 1,000件を超えるデータをインポートしたい場合は、CSVファイルを分割してください
インポート結果はメールで通知されます: 処理完了後にメールが届くまで、しばらくお待ちください
エラーメッセージ一覧
インポート時に発生する可能性のあるエラーメッセージと対処方法の一覧です。
ファイル全体のエラー(インポートが開始されないケース)
エラーメッセージ | 原因 | 対処方法 |
|---|---|---|
ファイルが空です | CSVファイルにデータが含まれていません | ヘッダー行とデータ行を追加してください |
ファイルのエンコードが不正です(UTF-8で保存してください) | UTF-8以外の文字コードで保存されています | UTF-8形式で保存し直してください |
必須ヘッダーがありません: ○○ | 必要なヘッダーが不足しています | 不足しているヘッダーを追加してください |
ヘッダーが重複しています: ○○ | 同じヘッダーが2つ以上あります | 重複しているヘッダーを削除してください |
CSVフォーマットが不正です: ○○ | CSV形式として不正な構文があります | CSVファイルのフォーマットを確認してください |
CSVの行数が上限(1,000件)を超えています | データ行が1,000件を超えています | CSVファイルを分割してインポートしてください |
行ごとのエラー(該当行のみスキップされるケース)
エラーメッセージ | 原因 | 対処方法 |
|---|---|---|
フォルダは上位階層から順に指定してください(途中を空にできません) | フォルダの指定が歯抜けになっています | フォルダ1から順番に指定してください |
同名の記事が「○○」に既に存在します: △△ | 同じフォルダ内に同じタイトルの記事がすでにあります | タイトルを変更するか、既存の記事を削除してください |
タイトルは100文字以内で入力してください | タイトルが100文字を超えています | タイトルを100文字以内に短縮してください |
同じ階層にはヘルプ記事を100個より多く作成できません | 同一フォルダ内の記事数が上限(100件)に達しています | 記事を別のフォルダに分けるか、既存の記事を整理してください |
ヘルプ記事は○○個より多く作成できません | チーム全体のヘルプ記事数がご利用プランの上限に達しています | 不要な記事を削除するか、プランの変更をご検討ください |
外部画像の取り込みに失敗しました: ○○ | 本文内の画像URLにアクセスできません | 画像URLを確認し、正しいURLに修正してください |